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七瀬川(ななせがわ)は、大分県大分市南西部を流れる大分川水系の一級河川。 == 地理 == 大分市野津原地区の豊後大野市との境界付近の山中に源を発し、野津原地区の中心部、大分市南西郊外の住宅地を通って、国道210号府内大橋のやや上流で本流の大分川と合流する。 上流部は渓流となっており、オオイタサンショウウオやカジカガエルが生息している。上流部の河内川との合流点付近では、ロックフィルダムの大分川ダムの建設工事が進められている。 中流から下流にかけては、里山の中を流れ、やがて大分平野に出る。七瀬川の流域では、国道442号の胡麻鶴橋付近など、大分市街地からそれほど離れていない場所でも、ゲンジボタルが見ることができ、大分市七瀬川ホタル保護地区としてふるさといきものの里100選に選ばれている。また、アユの生息地であり、大分川との合流点付近は、大分川水系で唯一の水産資源保護法による保護水面に指定されている。 1996年(平成8年)には、大分川との合流点の約3km上流に、洪水被害の軽減のために蛇行部をショートカットした市捷水路(いちしょうすいろ)が完成した。捷水路と旧川に挟まれた河川空間には、広場や遊具などを備えた広さ約14haの七瀬川自然公園が整備され、市民に利用されている。 平野部の河岸の丘陵には、大分臨海工業地帯の開発に伴い、昭和40年代から大規模な住宅団地が開発されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「七瀬川 (大分県)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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